2012年01月31日

CM戦略のネタばらしで業界の偉い人に怒られた話。


昨年6月に書いたブログの事で、偉い人に怒られてしまいました。
いい年したおっさんの私ですので、この年で怒られるというのはなかなか新鮮な体験だったりもしつつ。
それはそれでちょっと情けないような気もします。



事の発端は昨年のAKBの「架空のCGアイドルをCMに起用」の件です。

今だから話せる江口愛実の広告制作の裏話。じつは7年前から存在したという話。

アイスのCMで話題になった「江口愛実」にまつわる広告戦略の種明かしというか
裏話を書いたわけですが。

このブログの内容が、いろいろなメディアに転載され。
私の知らない場所でもかなり引用されていたようなのですね^^;

それらの記事の中にはまるで記者が私に取材したかのように記事を構成しているものもあり。

偉い人の言い分としては
「過去の企画について触れるのはかまわん。しかし何も取材にまで応える必要はないだろう」とのこと。

まぁたしかにそのとおり。
お怒りもごもっとも。

ですが私は取材を受けたわけではないので、勝手にそのように書かれただけだとその旨を正直に伝えたところ。
誤解は解け、怒りも静まったのです。

その後の会話の中で、いろいろと当時のお話が聞けました。

要約すると

当時はAKBファンが予想以上の過剰反応を示し、「実在しないCGアイドル」はファンを騙したのも同じという論調が巻き起こり、そのネガティブパワーはCMクライアントへの反感にまで高まりつつあったと。
その時にどこからともなくネット上で「種明かし」がなされたことにより、自体は沈静化の方向で動いたとのこと。

つまり結果として私が過去の広告戦略の種明かしをしたことにより、それが方々で引用され拡散。
それが過剰に反応するファンの「ガス抜き」効果につながったんじゃないかと言うことでした。

この話を聞いて、なるほどねぇ〜と納得すると共に。

ネット社会の情報伝達力の凄さを垣間見た気がしました。

実際、上記のエントリーに関してはすごいアクセスがありまして。
この1頁だけで20万アクセスぐらいあったと記憶しております。

そこから他の芸能ブログに転載されたり、掲示板などにコピペされた事を考えると。
結構な数に登ったんでしょう。

そんな中でいくつかのブログやニュース記事ではオリジナリティのある文章を書いていたようです。
だけどわざわざ私に取材したかのような書き方をすることもなかろうにと思った次第。
それならコピペしてくれた方が誤解も生まなかったのになぁと思いました。


おかげでいい年して怒られちゃったよという笑い話はできましたけどねw

ちなみに江口愛実というキャラには、他にも発展企画案があったそうなのですが
怒ったAKBファンがクライアント企業への抗議活動、不買運動を行うなどすっかり悪評高くなってしまい。
その後の企画はすべてボツになったそうです。


と、ここまで書いてきて過去のブログを読み返してみたら。。。
当時の私はしっかり分析して後追い記事を書いていました。
半年前のことなのに、すっかり忘れてましたwww
やはりこれは老化でしょうか?w

その記事がこちら
秋元康さんのシナリオどおりという報道には違和感を覚えます。

年は取りたくないですねぇ・・・・。

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posted by サムライX at 14:41| Comment(0) | 音楽業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月29日

質問が増えてきたので、いろいろぶっちゃけようとおもいます。


ありがたいことにこのブログを始めてからもう1年以上経つのですねぇ・・・。

夏休みの宿題を8月31日に泣きながらやるような子供だった私にしてみれば


ブログを書くという行為がこんなふうに続いたのは
すべてアクセスしてくれるみなさんのおかげです。

やっぱり読んでくれる人がいると思えば、頑張れるのです。



幸いなことに、メッセージを寄せてくれる皆さんの言葉からは
「文章が多いので通勤中に読んでます」とか
「週末に自宅のPCでまとめ読みしています」とか。
そんな言葉をもらうたびに。
嬉しいやら照れくさいやらで。
更新するモチベーションが上がるしだいです。



そんなメッセージの中で最近特に増えてきたのが
サムライXさんの音楽ルーツを教えてくださいとか。
いまイチオシのアイドルは誰ですか?というものです。


この場を借りて、お答えするならば

イチオシのアイドルはいません。

じつは若い頃から1度たりとて、アイドルのCDや写真集などなど、購入したことがないのです。
まったくもってTVや雑誌にでているアイドルに心酔したことがないのです。

アイドルのCDなんか買うぐらいなら、ロックバンドのCDを買う!
そんな人間だったのです。

プロになってから仕事としてアイドル関係のコンテンツビジネスに携わっていると言うだけで。
現場で実際に有名なアイドルに会うことがあっても、これといって好意をもったこともなければ。
テンションが上がることもなく。

「ああ、この子は先週、コンビニで売ってる本の表紙で赤いビキニきてたなぁ」という感想をもちこそすれ。

それはぶっちゃけ。

街中で新車を見かけて
「ああ、この車は昨日TVでCMやってた車だ〜」と思うのと全く同じテンションだったりします。

「見たことある」という程度の認識ですね。


いままでのブログエントリーにたいしても
AKBさんにたいして否定的で、秋元康さんの戦略を冷静に分析しているからといって。
別に感情的な部分で嫌いと言うわけではありませんし。

AKBよりもハロプロの方が高評価ですとブログに書きこそすれ。
アイドル本人たちのダンススキルと口パクの無い歌唱力と持久力。
それらを可能にする筋肉の付き方やなどなど。単純にエンターテイメントとしての攻撃力の高さを評価しているにすぎず。

ハロプロメンバーにお気に入りの女の子がいるわけでもありません。

ハロプロさんのユニット名こそ知識として理解はしていますが、メンバーの個人名などは今だにわかりませんしね。
まぁ覚えるつもりもないので、今後も理解しないでしょう。


このようにアイドルに興味のない私ですからこそ、冷静にその商品価値と
売り出し戦略を分析できるという側面もあります。


多少なりとも感情的な好意があると、どうしても甘い評価と応援文章になりますからね。

ですが、AKBだろうとハロプロだろうと、そこらの小娘(私にしてみれば親子ぐらいの年齢差があります
)にはなんの興味もありませんから。

今後も、ダメなものはダメ!とはっきりブログに書いて行こうと思います。

とかくAKBファンの方が私のブログを読むと、「ハロプロ関係者だからAKBを悪く書くのだ」と思われるようですが。

残念ながら、そうではないということです。
AKB関連のエントリーが多いのは、AKBという存在が今が旬だからどうしてもエントリーが多くなり。
ハロプロは右肩さがりだから、ハロプロに関する記事が少ないというだけの話です。
それとて最近はAKBのひどさに呆れてるので、わざわざ記事にすることも減っています。

ハロプロファンだから擁護記事を書くと言うわけではないのですね。
あくまで中立の立場で、感じた事を淡々と書いていこうと思います。


それでもあえてAKBの事で最近思ったことを書くとすれば。
金曜日の朝のニュ−スでAKBの新曲PV内のドラマで大島さんが風俗嬢の役を演じていると知って、あきれ果てました。現役トップアイドルに風俗嬢役をやらせるって・・・ひどすぎると思うのです。

AKBは今の時代のトップアイドルなわけですから、小学生中学生の女の子は憧れを持ってAKBを見ている部分もあると思うのです。

そんな若い女の子たちの目にする媒体・・・この場合は新曲のPVドラマ・・・において、わざわざアイドル本人が風俗嬢の役を演じている姿を見せる必要があるのかと・・・疑問に思わずにはいられません。

別に風俗嬢が悪いわけではありません。差別するつもりもありません。

ですが、大人がわざわざ未成年の視聴する媒体でクローズアップする必要もないかなと。

どんな仕事なのか?その仕事の存在意義は?
大人になる過程において個人個人が自分の感性で考え理解し分かることです。


それをわざわざ時代のトップアイドルが見せつけることか!!!!と。
不愉快を通り越して、怒りすら覚えるのです。

応援している男性ファンだって
大島さんが風俗嬢役を演じて喜ぶ人はいないでしょう。

ほんとうにAKBを取り巻くスタッフの頭の悪さには辟易します。
(秋元さんにしてみればバカな人間の方がコントロールしやすいのでしょうが・・・)

自分たちが次の世代を担う若い世代に影響力を持つんだと言うことを
そしてその責任を理解してもらいたいものです。


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2012年01月27日

【業界人的裏話】アニメや演劇に実力のないアイドルや俳優が起用される理由



ここ数年、アニメや舞台演劇の世界で明らかに実力の伴わない配役が増えています。

アイドルがアニメ作品にゲスト出演したり。

アイドルが本格的な舞台作品に役者として出演したり。


傍から見ていると、あまりにも場違いだったり、実力不足で作品そのものの質を落としてしまうこのような現象。

なぜそんな事が起きるのでしょうか?

そのへんの事情を簡単に説明したいと思います。


1・作品そのものに注目を集めるための「話題づくり」として。

これは1番みなさんも分かりやすい理由ですね。
アニメや舞台というのは制作費にあまり余裕がありません。
ですので、TVCMを打ったり、雑誌に広告を出すなんてことは予算的に難しいのです。
TVCMは放送時間帯によりますが、まぁ最低でも数百万円は掛かります。
雑誌に宣伝広告を出すにしても、コンビニ売りの全国誌でカラー1P出すのに数十万円からのお金が掛かります。

そこで「旬なアイドルや若手俳優」の登場です。

彼ら、彼女らを起用することでTV番組のエンタメコーナーなどで
「あの○○が舞台に初挑戦!」
「あの○○がアニメ声優に挑戦!」
こんな切り口でニュースとして配信されます。

これはあくまでもニュースですから。もちろんお金は掛かりません。
アイドルや俳優にギャラを払ったとしても。
各テレビ局のエンタメ枠や新聞、雑誌などで記事になることを思えば
非常に「おいしい宣伝方法」だと言えるでしょう。


この方法はアイドルや俳優に限らず利用されています。

数年前に叶姉妹が話題の人だった時期に、やたらめったら映画の試写会にド派手に着飾っている叶姉妹が招待され。
その模様がよくニュースとして放送されていたのを覚えてる方も多いのではないでしょうか?

彼女たちが招待された理由は、上記のようにマスコミを集めるための話題作りです。



2・制作費を集めるため

これは舞台公演や劇場版アニメ作品を制作するときによく問題になる部分です。

これらの公演、劇場アニメはその制作費を集めるために「製作委員会方式」を取ることが一般的です。
この制作委員会とはようするに「ビジネスとして制作費を出し合った会社の集まり」ですね。

制作費が1億円で、1社がスポンサーとなりぽ〜んと1億円出せるなら製作委員会なんて必要ないのですが
それでは大コケした時のリスクがでかい。
不況のこの時代にそうそう大金をポンと出してくれるスポンサーは見つからない・・・。

そこで1000万円ずつ出資してくれるスポンサーを10社あつめて、1億円の製作費を集めるわけです。
*もちろん作品がヒットした時の利益の還元率も10等分ですね。

この製作委員会方式はリスクを分散できること。
1枠あたりの単価が下がったのでスポンサーが見つけやすくなる。などのメリットがあります。


さてココからが本題。

この製作委員会に名を連ねて、スポンサーとなってくれる企業はエンタメ企業とは限りません。
食品会社から、建築会社・・・ありとあらゆる業者が参加する可能性があります。
共通点は「数百万から、数千万円を支払えるだけの規模の会社」ということですね。

そんないろいろな業種が連なる製作委員会方式なわけですが。
実際にスポンサーを探す時は、「企画書」が必要になります。
それらの企画書を吟味し、スポンサーになるかならないかを判断するわけです。

その判断を下すのは、あくまでもサラリーマンです。
当然、企画書の中には「普通のサラリーマンでも魅力が理解できる書き方」が求められるわけで
そこにアイドルや、俳優のネームバリューが大きな意味を持つわけです。

劇場版アニメ映画の企画書があったとします。

・いまオタクに大人気のアイドル声優をヒロインに起用してオタク層に強くアピールします!

・いまTVで大人気のトップアイドル○○をヒロインの声優に起用して、アニメファン意外の客層にも幅広くアピールします。


どっちの文章が、普通のサラリーマンから見て、「この作品に出資すれば、リターンがありそうだな」と思わせる事ができるでしょうか?

答えは簡単ですよね。

スポンサーが判断する基準は、リターンがあるのかないのか?
それだけです。

ぶっちゃけると、作品の質が低くてもヒットしてリターンさえあればそれでいいのです。



裏を返せばスポンサーさえ付けば、どんな駄作だろうと作品化されるということです。


演技力の無いアイドルが主演を務めるデキの悪い映画が多いのはそのためです。
制作発表された時からファンですら「なんで???無理があるだろ」と思ってしまうような・・・原作付きの実写映画化であっても。

スポンサー達が「TVでよく見かけるあのアイドルが主演するなら・・・」と判断して制作費を出してしまうと・・・。
蓋を開けてみたらぜんぜんお客さんが入らないなんて現象が頻発する訳ですね。


今のところこの製作委員会方式を1番うまく使いこなしているのはアニメ業界ですね。
劇場版ではなくて、週に1回放送される通常のTVアニメの業界。

アニメ作品はDVD化した時の売上や、キャラクターグッズ、ゲーム化などなど
2次利用による利益が出しやすいコンテンツなので、制作費を出すスポンサーにしてみても
「利益の上がりどころが分かりやすい」という図式が出来上がっていますから。

アニメに詳しく無いサラリーマンでも「企画書」にDVDなどの関連グッズの売れ行き予測が添えられて入れば「ああ、儲かりそうだな」と理解しやすいですからね。

もちろん成功事例が多々あるという図式は歓迎するべきものなのですが、反面として昨今のTVアニメ業界に安易な美少女アニメばかりが増えた理由でもありますね。

ビジネスとエンタメ品質のバランスというのは、いつの時代もなかなか難しいものですね。

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ラベル:声優 アニメ
posted by サムライX at 16:56| Comment(4) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする