2012年05月24日

アイドルグループ乱立の裏で事務所間トラブルが増えています。


最近特に目についたり、聞こえてくるのが
アイドル事務所の契約トラブルです。

アイドルブームということで、プロダクションの大小に関わらず
多くのアイドルグループが乱立していますが

それらの中には法人として事務所を運営していないプロダクションも多いですね。
つまりは個人運営のプロダクション、事務所ということです。

最近問題をお越しているのはこの「個人運営の小さなアイドル事務所」です。


以前はこの「個人運営の小さなアイドル事務所」は数こそ多くなかったので
トラブルをお越してもさほど目立つことはなかったのですが
アイドルブームに乗っかろうとした人間がそれだけ多いという証拠なのでしょうが
最近ではかなりの数の「個人運営の小さなアイドル事務所」が都内で活動しています。

「個人運営の小さなアイドル事務所」は基本的にスタッフが1〜2名のところが多く
代表者がマネージャーもスタッフも兼ねているわけですが。

中には「昔バンドやってました」というだけのアマチュアバンドマン上がりの人間も多く。

これらの人たちはプロで活動したことがないので「業界のマナーや礼儀」を知らないことが多く。

そのことがトラブル発生の大きな原因になっていますね。


私が実際にトラブルの相談を受けたのは所属している女の子の契約関係が不明確で
ひとりの女の子(以後Xちゃん)が2つの事務所に所属している「2重契約」のようなトラブルでした。

Xちゃんは最初Aという「個人運営の小さなアイドル事務所」が抱えるアイドルグループのメンバーとして活動していましたが
この段階では所属契約書もマネジメント契約書も交わしてはいませんでした。
つまり厳密には2重契約ではなかったのです。

Xちゃんはそのアイドルグループでの活動内容に疑問を感じて
「もっとちゃんとした事務所に所属したい」と思うようになり。

ライブハウスで知り合った業界人にその考えを相談しました。

相談をうけた業界人は「マネジメント契約書も所属契約書も交わしていないのなら契約上の問題はない。」ということで
知り合いの中堅プロダクションを紹介して、みごとXちゃんはそこの所属となりました。

それと同時にもともといたアイドルグループからは脱退したそうです。

ところが後になってXちゃんが他の事務所に移ったのを知った「個人運営の小さなアイドル事務所」の代表者が怒り出して
「タレントを勝手に引き抜かれた!」と大騒ぎを始めたというわけです。


この場合は結論をいえば契約書を交わしていなかった以上は、厳密にいえば引き抜いた訳でも、2重契約でもないのでなんの問題もありません。
Xちゃんを仲介した業界人も同じくそう思ったから新しい事務所を紹介したのでしょう。

この事例を相談されたときに思ったことはやはり元いた「個人運営の小さなアイドル事務所」の代表者があまりにも素人だなという事です。

「あ、こいつ業界人じゃないな」ってまっさきに思いました。

他に聞こえてくるトラブルも内容を聞いてみれば、業界人なら普通はそんな問題起こさない・・・という素人特有のトラブルばかりです。
ひと昔前なら考えられなかった事ですが、それだけ業界経験のない人間がアイドルグループを運営している事例が増えてきたと言うことでしょう。

芸能界入りを考えている若い人たちはぜひ目当てのプロダクションの代表者の経歴を調べてみる事をおすすめします。
HPにスタッフの経歴を公開している事務所なら間違いないでしょうし。
経歴の公開がない事務所の場合は、そこの事務所の所属タレントがどんな活動をしているのかをチェックしてみてください。
ライブハウスにしか出演していないなら、運営してる人間が素人の可能性がとても高いです。
そういう所に所属しても地下アイドルライブに出るのがせいぜいでしょうから他を探した方が無難です。
逆に、新聞やラジオ、TV、ショッピングセンターなどのちゃんとした法人が主催しているイベントなどに出演しているなら、それは事務所として対外的に評価されているということですから、そういう事務所を選んだほうがいいですね。

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posted by サムライX at 14:47| Comment(2) | 音楽業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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posted by サムライX at 10:04| Comment(2) | 音楽業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月20日

音楽業界・諦められない人間が凌ぎを削る場所




業界人の集まりに顔をだすと
「○○さんはどこどこを辞めたらしい」とか、そんな話をよく聞きます。

メジャーレコード会社も買収やらなんやらで統合が進み。

人員整理もあって業界を去る人間も当然、多くなります。


関東地方以外の出身者はそれでもまだ幸せで
「東京のメジャーレコード会社で働いてた」という肩書きがあれば
地元に戻っても芸能関係の仕事を続けることはできるようです。

でも関東出身者はそうはいかなくて。

メジャーレコード会社を早期退職した人たちは
音楽業界とは全く関係のない業種へ再就職していく人たちがとても多いです。


でもなんか、そんな話を来ていると
不憫に思うよりも、羨ましく思ってしまいます。

「異業種に転職できるだけいいな」って思います。

本人が望もうと望むまいと、異業種に転職してそこで働けるなら・・・
それは幸せだと思うのです。

私が現役のバンドマンだった時代は、大学生の間はプロを目指してバンド活動を頑張るけど
大学卒業までにメジャーから声が掛からなかったら、そのまま一般企業へ就職する人間が多かったのです。

そんな人間を横目にみて。

音楽への気持ちを捨てきれない私は
「音楽を諦めて就職を選べるだけ幸せな人だな」と彼らをみて思っていました。

「自分は不利になると分かっていても、諦めきれないから続けている」という気持ちだったからです。

頭の中で理性的な自分が言います「普通に就職して安定を手に入れろ!」って。

でも。

それでも諦めきれなくて音楽を続ける道を選んできました。

そうやって、不利だと分かっていてもあえてこの道を選んだ人間が凌ぎを削る場所が
音楽で飯を食う。という世界だったのです。


ただでさえ狭き門だった業界に。
CD不況という市場全体の停滞が加わり。
いや、あえてはっきり言うならばCDという音楽記録媒体がオワコン(すでに終わっているコンテンツ)になった昨今において。

それまではなんとかこの業界で生きていた人たちまでもが
リストラにあい。
望んでいなかった第二の人生へのスタートを余儀なくされています。

そんな状況にも関わらず、皮肉なことに「アイドル」という商品カテゴリーに限って言えば
まだまだ盛況で、各社、その会社の規模に関わらず、小さな事務所から大手事務所まで
まだまだお金を儲ける気でいたりします。

メジャーレコード会社の再編成は今後もしばらく続くでしょう。
これはもう確定路線。

組織として余りにも大きくなりすぎた、例えるなら巨象は
CDの売上が少ない(食料が少ない)時代には淘汰されていくことも致し方ないのです。
これはいわば自然の摂理であり。
回避できるものではありません。


かと言って、大量に食料を消費する巨象がたおれたとて哺乳類が絶滅するわけではないと思います。
過去の歴史がそうであったように。
象は死に絶えるとも、そのあとには小型の哺乳類が新しい成長曲線を描くものだと思います。

それこそがインディーズレーベルや、メジャーに頼らずに自分たちで活動しているインディーズバンドだと思います。

欧州では数千年前の地層から、縦笛の石器が発見さたそうです。
その縦笛はきちんと音階が奏でられるように作られていたそうです。

何千年という時間が過ぎようとも人間と音楽は切っても切れない仲なのだと思います。

いまの日本におけるCD不況なんてものは長い歴史の中では些細なことでしょう。
メジャーという巨象が倒れたとて、日本人が音楽を求めなくなるわけではないと思います。


ただ形が変わるだけなのです。
巨象が闊歩していた時代から、小型の哺乳類が多種多様に、そして局地的かつ爆発的に反映する時代へと。

私はもうおっさんなのですけど。
それでも次の世代の若い子達が夢みれる業界したいと思うから。
もうちょっと足掻いていこうと思います。
少なくともメジャーだけが全てじゃないと。
音楽を続ける方法はいくらでもあるんだと意識改革ができる所まではもっていければ
自分の人生としては十分に役目を果たせるんじゃないかとも思っています。
願わくはそこまで届いて、そこで引き際を得たいなと思っています。

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posted by サムライX at 21:52| Comment(0) | 音楽業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする