2013年05月30日

アイドルと事務所の人間関係・大手事務所の場合


どうにも最近は、素人に毛がはえた程度・・・もしくは素人そのもののアイドル業界人が目に付くわけですが

今日はプロフェッショナルな大手芸能事務所さんの例をだしつつ

素人事務所との違いに着目して書いていきたいと思います。


まず大手さんだと女性マネージャーが存在します。

アイドルやタレントの性別に合わせて、同性のマネージャーがつくこともよくありますね。
小さなプロダクション・・・とくにアイドル・・・だと女性マネージャーや女性の団体代表者なんて
滅多にいないですね。
基本、小さいとこは代表者の男性がぜんぶ一人でやってることが多い。

なので女性のスタッフがいるというのはちょっとした基準になりますね。
ここは企業としてある一定のレベルにはいるなって安心感があります。

もちろんアイドルにも「年上の同性」という安心感は大きいでしょう。
男性が指摘できないデリケートな話も同性ならできるでしょうしね。


そうそう。
女性のマネージャーさんといえば、やはり脳の仕組みが男性と違うなと思った事なのですが
精神的に疲弊して壊れる人が圧倒的に少ない。
逆に言えば疲弊して業界を辞めていくのはほとんどが男性です。

このへんは「女性の恋は上書き保存」「男性の恋は別名保存」という恋愛の格言に
その答えがあるような気がします。

男性マネージャーはねぇ・・やっぱり過去に所属したアイドルやタレントさんのこと忘れないですねぇ・・・。

女性マネージャーさんは忘れるワケじゃないのでしょうけど・・・
気持ちの切り替えがうまいというか、脳がそうできているんでしょうね。
個体差・・・じゃないや個人差あってしかるべきなのに
みごとに女性マネージャーさんはみなさん気持ちの切り替えうまいですねぇ。

羨ましいかぎり。


さて女性マネージャーの話はこの辺で終わりにして。


つぎはそうですねぇ・・・・なにがいいですかねぇ・・・。

アイドルを「商品」として「管理」できるのが大手とも言えますね。
これは複数のマネージャーで分担してタレントを管理するので
そのぶんだけ一人あたりの精神的癒着が少ないという側面があります。
なので、小さい事務所ほどの心理的なつながりが生まれにくいぶんだけ
マネージャーの心理的負担は軽いです。
さらに所属タレントが多ければ尚更ですね。

↑これはマネージャーサイドにはメリットなんですけど
アイドルタレント側としてはデメリットに映るかもしれません。
「私のマネージャーは他の子ばかり熱心で、私のことは真剣に売ってない」なんて
不満を持ちやすい図式なわけですから。

そうそう、小さな事務所や素人事務所のタレントが
事務所スタッフの素人っぷりや能力の無さが原因で「失敗」するのに対して

大手事務所のタレントは「勝手に自分で道を踏み外す」のが特徴ですね。
ここは明確に差が出ますね。


なぜ大手事務所のタレントは自ら道を踏み外すのか?

それはやはりマネージャーとの人間関係が希薄だということも関係しているかもしれません。
「自分が軽率な行動をとったらどれだけの人に迷惑がかかるのか?」という部分が理解できにくいですから。
だからお世話になっているスタッフを社会的に窮地に追い込むスキャンダルを起こしてしまうのでしょう。

まぁこれは「商品」としてシステマチックに扱うがゆえの弊害なので
仕方のないことでしょうね。
起こりうる弊害を必要悪というのかもしれません。


次は育成部分について。

もうこれは圧倒的に大手事務所がすばらしい。
なにしろ売れてるタレント抱えてますからね。
その売れっ子が稼いでくれたお金を設備投資に回してますから。
綺麗なレッスンスタジオが無料で使えるとか。

所属タレントからレッスン代と称してお金を巻き上げる怪しい事務所とは大違いです。

*すごい余談ですけどホリプロさんは本社ビルの屋上にプレハブ小屋?みたいな15畳ぐらいの練習部屋あるんですけど、これがなんか会社の規模のわりにこじんまりしててちょっとカワイイのですw


なんといいますか、芸能プロダクションってサッカーのクラブチームに似ていると思います。
ビッククラブは育成環境が充実している・・・けども、育成枠ないでの競争が激しい。

はたまた弱小クラブでは練習上さえ満足に無くて。
優秀な指導者も存在しない。

うん、サッカーとか、野球でもいいですけど。
プロのチームと素人の草野球チームとの落差。
それはそのまま芸能プロダクションにも当てはまりますね。

あまり詳しくは知りませんけど、Jリーグって監督に免許制度があるそうなんです。
これってすごく羨ましい。
だって免許に合格しないと監督になれないってことは。
監督は最低限の能力が保証されているわけですよね。

芸能プロダクションにも免許制度があればなぁと思います。

だって、いまのアイドル業界は監督経験のない人間がたくさんチーム設立してますからねぇ。
「ど素人」を監督として信じて、消費されるアイドルがかわいそうですよ。

監督といえば、大手の事務所には「勝利の方程式」とか「チーム戦術」というものがちゃんと存在します。

いちばん極端な例をいえばジャニーズ事務所。
ジュニア世代から育成して、トップチームのバックダンサーで経験を積ませて、いずれはトップチームとしてデビューって図式がちゃんと出来上がっていますよね。


でも、小さな事務所はそんなもん存在しません。
完全に行き当たりバッタリ。
スタッフ側も素人なり、初心者ですから。
戦術なんてありゃしません。

その結果どうなるかというと?

オーディションの合格基準がすげぇ〜低くなります。

なにしろ指針となる戦術も方程式もないですから。
「この人材はウチのチームで活躍できるのか?うまく機能するのか?」という観点がありません。
ひどいところなんて「応募者全員合格」なんて所もありますよ。ほんとに。

AKBさんの研修生システムをそのままマネて。
研修生名目で所属させてる小さな事務所なんてたくさんあります。
ある意味、研修生名目で所属アイドルの数を増やすが最近のトレンドだとも言えますね。

AKBさんみたいにトップチームが華々しい活躍をしている上での下部組織、研修生ならわかるのですけど。
トップチームですら地下のライブハウスでチケットノルマすら満足に消化できないのに
そこの研修生ってなんだ???と思う私はおかしいのでしょうか?


大手事務所さんの中には部門分けをすることで勝利の方程式を複数持っている所もあります。
有名なところですとスターダストさん。
柴咲コウさんなどの女優部門と、ももクロさんなどの音楽出版部門、他にも部門はありますがこの2つがわかりやすいですね。

逆に部門わけはしなかったけど、所属タレントの適正に合わせて勝利の方程式を臨機応変に変化させてきたのがサンミュージックさん。

かつてはアイドル事務所でしたけど、昨今ではお笑い芸人さんの事務所として有名ですね。


このサンミュージックさん。
マネージャーさん達が「バーター」を持ちかけるのが非常にうまい。

バーターというと良い印象がないと思いますが・・・実際、私も少し前まではあまり良い印象ありませんでした・・・でもこのバーターといのは

売れてるタレントを出演させる条件として、セットで売れてないタレントを付けるってことなわけですが。

これってビジネスで考えると「あんまり売れてない商品で売上を立てる」訳ですからとてもまっとうな行為。
で、売れてないタレントさんにしてみたら「自力では出演できないレベルの番組に出演できる」というチャンスを貰えるわけでもあります。

「アイドルやタレントは商品」という観点で見れば。

このバーター。

とても良いシステムに思えます。

バーターがうまいサンミュージックというのは裏を返せば、売れてないタレント売ろうと努力している、売れてないタレントにもチャンスを与えている、会社の資産を有効活用しようと社員が努力している・・・わけですから。

ぜひ今後はバーターにたいするネガティブな印象を変えていただければと思います。
私も考えを改めますので(笑



ホリプロ、ジャニーズ、スターダスト、サンミュージック、ときて後はどこですかねぇ・・・

オスカーさんは以前のエントリーで書いたし・・・・

あ、オスカーさんはモデル事務所の側面も強いですが、「長期的な育成計画」は素晴らしいですね。
売り出す人材を10代前半から大事に育てて、15〜16歳ぐらいからど〜〜んと売り出すシステムが出来上がっています。
数年先まで売り出す子が決まっている(育てている)という事です。

あと、個人の素養を伸ばすためにチャレンジさせる社風があるのも良いですね。
いろいろな事にチャレンジさせてもらえる事務所だから、所属タレントも自分に何ができるのか?何がしたいのか?いろいろ考えることができるってもんです。
だから路頭に迷うことも、道を踏み外すこともない。
タレント自身が「自分というもの」をちゃんと知っているからです。
オスカー所属の女性芸能人に不祥事や、年齢を重ねたあとに道をふみはずすなんて事がないのは
これは本当にすごいことで、同時に素晴らしいことですよ。


う〜〜ん・・・他にも大手事務所さんの「長年の経験の中で洗練されてきたシステム」はいろいろあるのですが
あんまり褒めすぎるのもなんなので。
この辺にしておきます。

でわでわ。




posted by サムライX at 00:00| Comment(3) | アイドル裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

アイドルと事務所の人間関係について。


アイドルと
その所属事務所の人間関係

契約関係ではなく。

人間関係の距離感というか、図式というか・・・。

そんな話を書こうかと。


まず前提として私はアイドルを売り出す側の人間でもあるし。
同時にマネジメントとしてアイドルやタレントを抱えていた経験もある人間だということをご理解いただいて読んで頂ければと。

まずなんどもこのブログで書いているように
事務所にとってアイドルは「商品」であるということ。

家族でも同僚でもなく。

「商品」


これはある意味では純然たる事実。

でも人情論で言えば、ちょっと冷たく感じると思う。

うん、それで良いのだと思う。

実際、私も「商品」として扱うことに抵抗がある。

でも、この業界でマネジメント経験が10年以上にもなると
ちょっと違った感想も持つようになる。

それは

「商品だと割り切ったほうが(精神的に)楽だ」

ということだ。

人間として向き合うには、心がイタすぎる現実が多い。

たとえば、アイドルやタレントが若いうちはまだいい。
でも賞味期限をすぎても、売れなかった時。
そこには「契約解除」というそれまでの人間関係をばっさりと断ち切る出来事がある。

それまで何年間も、しかもおそらくは青春時代といわれる1番多感で
人間的にも成長する充実した時間を。

同じ目標に向かって努力してきたマネジメントスタッフとアイドル、タレント。

それを全部断ち切るのだ。

濃密な時間をすごした(戦友)といっても大げさじゃない関係でも。
「契約解除」と共に終わる。

これだけでも十分、心理的な負担はデカい。

そこにさらに追い討ちをかけるのが
「契約解除された側のアイドル、タレントは、ほぼ100%マネジメントスタッフを恨む」という事実。」

スタッフを悪者にして。
スタッフや事務所のせいにして
「私が悪かったんじゃない。事務所やスタッフに力が無かったから売れなかったんだ」と。
自分自身に言い訳をして。
自分自身に言い聞かせて。

そうやって心の平穏を保とうとする人間をなんども見てきた。

誰かを恨んででも・・・なんとか心の平穏を保とうとするアイドル、タレントの気持ちもわかる。
世の中そうそうないのだ「君は商品価値ないから」なんてはっきりと
「不合格」の烙印を押されるなんてことは。


でも、プロデューサーだったり、マネジメント事務所の経営者として言えるのは
「スタッフだって悲しいんだ」ということ。

それまで戦友として。
その子の才能や将来を信じて。
一生懸命、売り出そうとしてたスタッフだって痛いんです。
自分を責めるんです。


もっと違う良い方法があったんじゃないかってね。


契約解除されたアイドルやタレントがね。
「不合格」の烙印を押されたと感じるのと同じように。

スタッフだって烙印を押されるんです。
「ひとりの(人間)の人生をダメにした」ってね。

そしてほんの数日前まで戦友だったアイドルやタレントに
裏切り者呼ばわりされる。
いや、それだけならまだいい。
まるで「戦犯」だったかのように言われ、恨まれる。
そして二度と連絡すら来なくなる。
「あの子は元気にしてるだろうか?」と心配になっても
なにしろ相手には恨まれているのだから。
その後を知ることすら難しくなる。

こうやって責任感のあるスタッフほど精神的に疲弊していく。

これが人間を商品として扱う業界の怖さだ。
きっとプロスポーツクラブの育成部門の人たちも
同じような気持ちを抱えているはずだ。


もちろんスタッフ個人だけの問題ではない。
事務所として組織としてその烙印はおうわけだから
そういう意味ではまだその重荷は組織と分配できるだけスタッフの分は多少は軽くなるかもしれない。

それでもね。
仕事だから。
スタッフは辞職でもしない限りこのサイクルは続く。
契約解除でアイドル、タレントが何人か辞めたあとは
同じように新人が入ってくる。

そうして入った新人が数年して同じように売れないで契約解除となれば?

後悔や罪悪感は積み重なる。

それに耐えられなくて。
心がスレてくる人間が出てくることを俺は責めれない。
だからアイドルを「商品」として消耗品として扱うビジネスライクな事務所を責める気にはなれない。

正直に言えば
むしろ羨ましいとさえ思っています。

「そうやって割り切れるならいいよな」って思います。

でも。
割り切れなかった人たちは大勢いる。

だから人材の空洞化が起こった。

心ある人たちは
優秀な人たちは
不況と同時に新人を売り出すのが(予算の削減などで)難しくなると
どんどん辞めていってしまった。

往年のベテランアーティストのCDばかりを出すメジャーレコード会社に
予算の削減が最優先で実験的な番組作りができなくなったTV局。
ネットに押され休刊が相次いだ雑誌業界。

新人を売り出す場面はどんどん減った。
必死に頑張っても売れずに、契約解除になるばかりじゃ。
心が折れるのも当たり前だ。

人材の空洞化のひとつの原因がこれなんです。


そこへ追い討ちをかけたのが昨今のアイドルブーム。


経験をつんだ働き盛りがどんどん異業種へ転職し。
ろくに経験のない素人事務所や素人運営がアイドル業界に参入してその裾野を大きく広げた。


「人間の人生の1部分を預かるんだ!」という根本的な部分を
まったく考えもしない、説明しても理解できないレベルの人間が
「リアル・アイドルマスターじゃんw」程度の認識で
どんどんアイドル団体や事務所を立ち上げて。
それらが乱立しているのが今の現状。


こんなんだから「Aちゃんは高校卒業したからもう終わりだね」なんて会話を平気でする。
だれもその子達の将来のことなんて考えてやしない。
年齢が18になっただけで「不合格」にされる子供の気持ちを考えたことがあるのか?と言いたい。
まるで若さだけが商品価値と言わんばかりの対応に。
自分の存在意義が揺るがないはずがないのだ。


そんな簡単なことすら考えない奴らが多過ぎる。

でも素人なんだから当然なのだろうとも思う。
「アイドルをプロデュースしてる自分たちに酔いたい」だけだもの。
アイドルの枠からはみ出した子なんて、眼中にないですよね。

こういう図星を言い当てられた大人たちは烈火のごとく怒って反論するのだけど。
私は一言で黙らせることができるんです。

「じゃあ、おたくはこの子達にアイドル活動させてて黒字なんですか?グッズの物販?チケットの売上のバック?黒字になってますか?赤字ですよね?赤字なのになんで継続しているんですか?」


はい。そうです。
言い返せません。
赤字垂れ流しだもの。
自己満足でやってるだけだもの。
若い子に目上の人間として扱われるのが気持ちいいから続けてるだけだもの。


いまのアイドル団体とか(自称)芸能プロダクション・・・法人ですらない所が大半・・・は、基本的に赤字です。
儲かるはずがないのですよ。
地下アイドルができる活動で黒字になんてすることは無理。


結局、素人の自己満足でしょ?って事です。



だから私は思うのです。

(事務所として、マネジメントとして)一人前の口を聞くなら、まずは抱えてる子達の人生に責任を持ってからにしろ。と。

もちろん老後のこと考えろなんていいません。

でもさ、ほんの数年間だけかもしれないけど。
その間ぐらいは考えてあげようぜって事です。


ちょっと話変わるけど。
この「芸能事務所ごっこ」な関係者が増えたことと。
地下アイドルレベルにまで枕営業とか異性問題が続発するのは、ちょっとつながっているかもしれない。


「芸能事務所ごっこ」や「プロデューサー」って響きに酔いたい無責任な大人が大半なのだから
アイドル達にさ、金持ちの男になびくな!とか枕営業するな!とか求めるのっておかしいと思うのです。

満足にご飯もくれない、お金もくれない、将来のビジョンも示してくれない大人たちに囲まれた若い子がですよ?

美味しいもの食べさせてくれて、お金ももってそうで、幸せそうな将来のビジョンを提示してくれる大人にね。
なびくなって・・・そりゃ〜〜無理ってもんでしょう?

人間なんだから、普通は幸せになれそうなほう選ぶでしょう。
それが当然さ。

だから「芸能事務所ごっこ」や「自称プロデューサー」が抱えてるアイドルグループの子がさ。
プライベートでなんかしてても、別になんとも思わないのですよね。
「まぁあの運営じゃ、(自分の将来を考えて保身をはかるのは)当然だな」って。

「(バカな事務所につかまって)かわいそうに」とは思うけども。



都内にあまたいるアイドルグループのTOさん達が
ほんとうにアイドル本人たちを心配しているのをみてちょっと悲しくなる時があります。
事務所なり運営なりも、これぐらい情熱もって取り組んでくれるといいのになぁって。




おっと今回も長くなってしまいました。
ちょっと結論が曖昧ですけど。
マネジメント側の思考をすこしでも伝えられたら満足です。

でもマネジメント側の人間がどんな事を考えているのか?という視点の記事は
滅多にないので、そこそこ楽しんではいただけたんじゃないでしょうか。

ではまた。
他の芸能ブログ 芸能裏話・噂をよむ









posted by サムライX at 12:17| Comment(2) | アイドル裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月23日

なんていうか


株価大下げの日に

人身事故で電車止まるとか。。。


やめてほしいよね。


なんかいろいろ想像しちゃって


胸が痛いんですけど(ーー;)




posted by サムライX at 20:36| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする