2017年08月23日

プロデューサーが日常でどんなことを考えるのか。その具体例。


私はよく周囲の人に「何を考えてるのかわからない」と言われる。

何をもって何がわからないのか?その言葉からは理解できないのだが。

まぁとりあえずプロデューサー思考で日常で感じたことを書いてみよう。


・バーミヤンで食事をした時のこと。
周囲を見渡すと客の年齢層が高い。
40歳以上の人が多い。
若い人は油っぽいイメージの中華なんて食わんだろう。
若い人はサイゼリアのほうが良いに決まってる。
でも店内には「ももクロ」や「名探偵コナン」のコラボ企画のポスターがある。
なるほど、バーミヤンはこれらのコラボで若い世代を呼び込みたいのだな。

・矢沢永吉さんがリネージュのスマホゲーのCMに出てた。
オンラインゲーム、スマホゲーの客層と矢沢さんのファン層はずいぶん世代的にへだたりがあるなぁ。
それなのにわざわざ矢沢さんを起用するあたり、経済力のない若者よりも矢沢さん世代を取り込んで、その経済力でどんどん課金してもらいたいんだなぁ。

・指原さんがスマホアプリのCMに出てた。
サシコさんってOLに訴求力あるのかな?ずいぶん癒し系のほんわかしたアプリだな。
こんなユルい内容で癒されるor癒しをもとめる女性層ってどんな人たちなんだろう?
そこを掘り起こしてお金になるのか?アプリ内広告などでターゲット層にPRするというビジネスモデルなんだろうか?実際にアプリを利用してみようかな?いや、そこは俺の守備範囲じゃないから分析しないでいいや。


・打ち上げ花火上から横からうんぬんのアニメ
広瀬すずさんを声優にした時点で、こういう初恋きゅんきゅん系に金落とすターゲット層を外してるよなぁ・・・。
もっとクリーンなイメージの女優を起用するか、ストレートに人気のアイドル声優起用すればまだ集客力あったろうに・・・。アホだなぁ・・・。
メディア向けのニュースバリューなら男役に俳優を起用するだけで十分だったろうに。
そもそもこの手のコンテンツで「広く浅く」訴え掛けるマスコミで集客図ろうとするのが間違ってるよなぁ・・・。
「君の名は」がヒットした要因、その支持層の分析をちゃんとしたのか?したけども広告代理店や製作委員会の思惑でわざとピントをずらしたのか?・・・どちらにせよアホだな。


とまぁ、こんな感じだろうか。
最近、日常でプロデューサー脳でモノを考えたのは。

なにかしらの参考になれば幸い。







posted by サムライX at 18:00| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月22日

初対面のビジネスパーソンとどう接するのか?私の考え。


社会人になると。
ミュージシャンや劇団員、声優などである程度活動をしていると。

いろいろと初対面の人と話す場面が出てくるだろう。

そしてそれが目上の人間だった場合、いまの若い子はこのシチュが随分と苦手なようだ。

まぁ、22歳あたりまではそれでもいいかもしれない。
でもそれ以上になったら、ちゃんとした言動や会話の組み立て方ができるようになるべきだと思う。


私の経験でいえば、10代で音楽業界に入ったので基本的に目上の人ばかりの中で仕事をしてきた。
40歳を過ぎた今でもやっぱり目上の人と仕事してる。

よく記事にかく広告代理店の部長クラスは50歳代だし。

私のことを「若い世代とデジタルと世界に強い手札」と思っている今の芸能界を作り上げた大物たちは60過ぎ、70過ぎの人もいる。

彼ら10歳以上も年上、自分より経験値が多い人間と初対面で話をする時に考えるのは
「甘く見られないようにしよう」なわけだが、いまの若い人もそうだろうか?
まぁ「気に入られよう」でも「敵に回られないようにしよう」でもいいんだけど。

ようは「この出会いで損することがないようにしよう」だな。

そうすると1番しないといけないのは「自分の商品価値を相手にきちんと理解してもらう」ことだろう。

ここでよく間違っている人を見るのだが、その人たちは「自分を大きく見せよう」とする。
相手が実力者だからといって、自分の実力を大きく見せる必要はない。
相手が金持ちだからといって、自分も金持ちのフリをする必要はない。ということだ。

基本的に若者が出会う目上の人間というのは上司だったり、先輩だったりで同業者だろう?
自分よりも経験値のある人間に虚勢を張ったところで、それは見透かされるのがオチだ。

大切なのは「自分の商品価値を相手にきちんと理解してもらう」こと。これに尽きる。

若いのだから能力が低くて当たり前だ。
とうぜん上司も先輩も若い頃の自分がそうだったのだから、そのことを知っている。

だから。

虚勢を張る若者には冷たい。

べつに能力が高くないのに、上司や先輩に可愛がられる人っているだろう?
彼らが愛されるのは虚勢を張ってないからだ。

虚勢を張らない理由が、バカだからなのか素直だからなのか天然だからなのかはケースバイケースなので
そこはどうでもいい。

少なくとも彼らは虚勢を張らないので、できないならできないなりのレベルで
「自分の商品価値を相手にきちんと理解してもらう」ことができている。

ちょっと頭のいい若者は、失敗を恐れるからこのノーガード戦法とも言えるスタイルで人と接するのが苦手だ。「できない自分」が露呈するのを嫌がる。

だが私を含めて大人というものは「できもしないのにできると思ってるバカ」が嫌い。
できると言い張って仕事でミスされて、それを尻拭いする方がはるかにめんどくさいからだ。

だけど「できないことを、できないという若者」は嫌いじゃない。
若いのだからできない事があって当たり前だから。
事前に言ってくれた方が、指示出しも指導もしやすいのでミスを防げて楽でいい。


とまあ、ここまで書いてきていよいよ本題だ。

そうは言っても実際には「どうしていいかわからない」というものだろう?

そこで相手が「なにをしてお金を稼いでいるか?」を考えてみよう。

その相手の稼ぎにおいて、アナタがなにかプラスの効果を与えられる要素はないだろうか?

同業者や上司の場合は簡単だね。
仕事を楽に回せる上で、自分になにができるかを伝えればいい。

体力に自信はないけどパソコンは得意ですとか。

できることだけを主張するのではなく、できない事も明確にしておくこと。

これだけでいい。

虚勢を張る必要も、ご機嫌取りも、お世辞も、別にいらない。
それらはすべて「稼ぎにつながらない」から、「稼ぎにつながる」ことの前ではほぼ説得力がない。

バブルの時代はお金が回ってたから、その方法で出世する人間もいたけども。
いまの時代ではやはり「稼ぎにつながる」人間のほうがいい。


私の場合で言えば
・頭脳労働は得意ですが、肉体労働は苦手です。
・アキバ系、V系、音楽、映像、ITは得意ですが、それ以外は凡庸です。
・時代の波を読み、次の潮流を先どるのは得意ですが、既存のビジネスを回すだけのルーティンワークは飽きっぽいので苦手です。
・得意分野であれば一人でほとんどのことができますが、まともな会社での勤務経験がないので横の人脈はありません。

とまぁこんな感じ。

苦手なことを総合すると
肉体労働ができず、決められた仕事をこなすのが苦手で、まともな勤務経験がないというダメ人間だ。

でもだよ?

俺ができないことが得意な人なんてたくさんいるわけじゃん?

ならそれらの仕事は得意な人に任せる方がいいわけで。

最初に「俺にはそれができません!」ってはっきり明言するので
相手も「この人はこういう人だ」と認識するから、苦手な仕事なんてふってこない。

結果、私は相手の期待を裏切ることもないし、迷惑をかけることもない。

ゆえに「頼まれたこと」に関しては、一生懸命がんばってきたことで信頼を積み重ねてきた。

ただ間違ってもこの図式は私が「特別」だからなりたつわけではない。

誰だってこうなる。
虚勢を張らなければいいだけのことだ。

社会人になれば、嫌なこと、不得意なことでも自分がやらないといけない場面の連続だろう?

それは俺も同じだった。
ただそれは20代前半までのことだ。

自分という人間を過信せず、なにができて何ができないのか?
何が得意で、何が不得意なのか?
それを冷静に分析していけば、20代半ばには「自分らしい」仕事なり、やり方が見えてくるということだ。

虚勢を張って、自分の苦手なことを隠したり目を背けたりするから。
いつまでも成長できずに、同じ所をぐるぐる回り続けて、年齢だけ重ねることになる。

ゲームも人生も一緒だ。

自分のキャラが物理攻撃得意なのに魔法じゃないと倒せない敵で経験値稼ぎはしないだろう?

自分が魔法使いキャラなのに、魔法耐性が強い敵とばかり戦うやつはいないだろう?

ゲームだとその判断ができるのに。

自分の人生でそれができないというのは、冷静に自分のキャラを分析できてないということだ。

人生もゲームと一緒。

だから自分のキャラにあった戦い方を見つけた人が経験値もゴールドも稼ぐのが早いし上手いのだ。

実力に見合わない自尊心など捨ててしまってかまわない。
それはアナタを幸せにしないし、経験値もゴールドも運んでこない。


そんなわけでだ。

初対面の人とうまく人間関係を築くコツは、虚勢を張らずに自分の弱さと強さを素直に伝えることなんだ。

自分がどんなキャラなのかはっきりしておいたほうが。
ほかの冒険者にも声かけられやすくなるしね。

戦士なのか魔法使いなのかわからないキャラをだ
わざわざ冒険に誘うなんて宗教家か詐欺師ぐらいのもんだ。

posted by サムライX at 23:47| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

若い人にお金の稼ぎ方教えるよ〜〜〜。人間は不安を解消するためにお金を払う生きもの。


今回ちょっと硬いこと書くけど。
エンタメに絡めて書くからそこまで若いみんなから乖離した話ではないと思うよ。
まぁ知ってて損は絶対しないから1回読んでみてくださいな。





不安解消ビジネスというのは情報社会において大変重要な位置を占める。

かつてアメリカの未来学者アルビン・トフラーは1990年に発表した著書「パワーシフト」の中において
時代の流れは「資本」が価値をもつ時代から「情報」が価値をもつ時代がくると予言した。

情報の価値を身近な具体例で言うならばコンビニ。
小売業ではレジでバーコードが取り入れられ、性別、年齢、売れたもの、売れた時間などを管理するようになり
それらの情報は的確な発注と納品という形でより大きな利益を生み出し、ほんの数年で流通業界を席巻した。

医学や薬の情報がITで簡単に手に入るようになると、それらを独占していた医者の権威はずいぶんと落ちた。
医学の知識が一般に知れ渡るようになったことで医療ミスを疑われ訴訟を簡単に起こされるようになってしまったからだ。

このような図式は専門的な知識をうりにしていていたすべての業種にもいえる。
情報が外部に流れ一般的になってしまえば専門職の独占性は薄れる。

AIが人の職業を奪うと言われ始めた2017年においては、弁護士ですらその地位は危うい。
事実、アメリカではAI人工知能によって消滅が予測される職業に弁護士は入っているし。
人工知能弁護士はすでに開発されてマンハッタンなどで試験運用が始まっている。

一昔前なら、医者や弁護士の立場が悪化することなんて誰も考えなかったろう。

長くなったが本題。

いまの若い人がお金を儲けるには「不安を解消する」という要素を盛り込む方が成功しやすい。

これだけ情報があふれた現代。
人は知らなくてもいい情報を知っている。

独り身の老後の悲惨さをしれば結婚紹介所が賑わう。
病気の怖さをしれば健康食品や保険が売れる。
地震の怖さ、火災の怖さをしれば防災グッズが売れる。

プロになれなかったらどうしようと思えばレッスンスクールに通うだろうし。
仲間はずれが怖いからSNSやLINEに手を出す。

この不安を解消するビジネスというのは響きは悪いが、裏を返せば「人を安心させるビジネス」とも言える。

音楽もそうだ。

失恋を慰め、希望を歌う。


音楽だけでなく、エンタメだけでなく。
なにかしら自分で考えたビジネスで成功したいなら。
間違っても「この商品はすばらしいから売れる」とか「この曲は最高だからファンが増える」などと思ってはいけない。

それらは借金を背負ったり、夢を追うばかりでいつまでも実現しない人の使う言葉だ。

「この商品はこの方法で人を幸せにする!」「この曲はこんな気持ちの人に寄り添える!」
こう考えないといけない。



ファッション通販のZOZOTOWNが儲かっているのは服を作って売っているからではない。
数多のブランドを集約して「買い物の便利さ」で人を幸せにしたからだし。
通販業務にまで手の回らない中小のブランドの「売れないと倒産」という不安を解消している。

AKBが売れているのは曲がいいからではない。
処女信仰や美少女に夢見がちな層に望んだ夢を見せてるからだし。
芸能プロダクションの「売れる人材が発掘できない」という不安をそこそこの人材でも金になるというビジネスモデルで解消している。


ここでお分かり頂けただろうか?

上記の2つは、末端消費者だけでなく同業者(生産者)にも喜ばれていることに。
ZOZOはブランドに。AKBは芸能プロダクションに。

この部分もまた情報社会での勝ち抜き方なのだ。

結論をいうと「不安を解消して、同業者からも喜ばれるビジネスをやれ」だ。

不安のない人がいないように。
どんな業種でもチャンスはあるからね。

頭つかって考えなね。



*以下、蛇足。

お、なんか久しぶりに頭よさげなこと書いちゃったなw
いけないいけない毒を!毒をはかなきゃ!

「業界はコネが大事」なんて情報を知れば、コネのない不安から怪しい自称プロデューサーを信じちゃうし。
自分はグループ内で顔面偏差値は○番目と知れば、整形しちゃうし。
夢は叶わないって情報を夢を諦めた大人にいわれたら、夢を諦められるし。
女優としての才能も代表作もなければ水素水とか信じちゃうし。
スタイルが衰えた不安から画像修正して空間を歪ませちゃうし。

不安というのは御し難いね。

あ、不安とか恐怖って、それを恐れてる自分を受け入れて面と向かってぶつかってくのが1番いいよ。
posted by サムライX at 01:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする