2012年06月21日

タレントさんが行方不明・・・霊園の収録で起きた怪事件。


ちょっとだけ怪談の季節には早いのですが

霊園での収録でおきた事件を書こうと思います。


ほんの数年前の出来事なんですが

某霊園にて番組のロケがありました。

その番組に出演する女性タレントさんは車の免許をとったばかりで
運転がしたくてたまらない時期。

収録現場の霊園にも自分で運転してくるとのこと。
カーナビがついてるので道にもまよいませんよ!と自信満々でした。

そしていざ収録当日。

集合時間になっても女性タレントさんが現れません。
確認のためにマネージャーさんに電話をしてみるとおかしな返答が
「本人はもう霊園に到着していると言っているのですが・・・撮影スタッフさんが見当たらないと言っています」とのこと。

その返事をうけてスタッフみんなでタレントさんを探します。
そこはそれ、なにしろ霊園ですのでけっこう敷地が広いのです。
スタッフで手分けをして探すもぜんぜん見つかりません。

「もしかして単純に遅刻か??もう付いてるなんて言い訳なんじゃ??」
そんな考えがスタッフの頭をよぎります。

ところが当の本人から電話が来ました。
電話の向こう側からかなり不機嫌な様子が伝わってきます。

タレントさん曰く、「いったいいつまで待たせるの!みんなして遅刻なんておかしいじゃない!!」と。

その剣幕にはとても遅刻の言い訳で
すでに現地到着しているなんて言いだしたわけではないのが伝わってきます。

本人はもう霊園に到着して、駐車場の車の中で待っていると言います。
でもスタッフが駐車場を見に行くとそんな車は停まっていません。

いったいこの状況はなんなんだ??と困り果ててしまいました。

じつはその霊園というのは多磨霊園です。

たしかに広い墓地ですが、さすがにスタッフ総出で探して見つからないなんて程ではありません。

そしてタレントさん、マネージャーさん、番組スタッフが電話を交わしながら
必死にタレントさんを探します。

それでも見つからずに現場の空気は最悪。
電話の向こうの女性タレントさんの機嫌も最悪。
現場に駆け付けたマネージャーさんも困惑。

この段階で集合時刻からすでに1時間が経過していました。

「ほんとに多磨霊園にいるのか?」
「じゃあいったいどこにいるんだ?」
「まさかこの時代に神隠しでもあるまいに」
「でもどこにもいないじゃないですか!」

大の大人が不機嫌さを隠しもせずに怒鳴りあうほどになりました。

そして霊園の管理事務所に、まだ探していない駐車場があるのかと危機に行っていたAD君が
大急ぎで走って戻ってきました。

「もしかしたら多摩霊園のほうかもしれません!!!」

「もしかしたらもなにもここが多磨霊園だろうがよ!!」

「いえ!じつは漢字がちがうもう一つの多磨霊園があります!!!」

「は???」

「響きはタマレイエンなんですけど、漢字違いで近くにもう一つあるそうです!!」

「なにぃ!!!!!!」


そうなんです。

じつは多磨霊園の近くには多摩霊園と漢字が微妙にちがう場所があり・・・。


その女性タレントさんはカーナビに目的地を入力するときに
文字入力で「たまれいえん」と入れたのです。

そして候補として上がってきた1番上の「多磨霊園」を目的地にセット。

でも収録があるのは「多摩霊園」

漢字でみれば違いも判りますが、電話口ではどちらも「タマレイエン」を連呼してたわけですから
間違いに気が付くこともなく・・・。


かくして種を明かしてみれば、どうってことない単純なミスだったわけですね。
謎がとけてホッとするよりも、あんまりな理由に脱力してしまいました。
じっさいこの出来事から何年か経ち・・今では私自身、どっちの漢字のタマレイエンだったのか覚えてません。
紛らわしいですよね。



さて今日は小ネタでしたが
夏本番になったらほんとに怖い話でもかきましょうかね・・・。

posted by サムライX at 23:20| Comment(2) | 音楽業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そんなもんありません。うそです。
Posted by 大納言 at 2018年06月22日 03:45
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