2013年10月26日

嘘をつくアイドルと性格の悪い私。



最近、真面目なことばかり書いてたら
副管理人から「そろそろ砕けた文章もお願いします」と言われたので
今日はちょっと文章の作り方が違います。
読みにくいかもだけど、ごめんね^^;

あとちょっとフィクション入れてます。
関係者が見てもバレないように。




もう数ヶ月も前の話だが。
かといって昨年の話でもない。

デビュー前のアイドルさんとの話。


とある芸能事務所でイベント仕事の打ち合わせ後に
デビュー準備中のアイドルさんを紹介されました。
仮にAちゃんとしましょう。

チーフマネージャーに連れられて会議室に入ってきたAちゃんは黒髪ロングヘアで
すっきりした顔立ちのいかにもオタク男性が好きそうな要素を持っている子でした。

ただ意外だったのは、会議室にいならぶおっさん連中を前にしても
この子はまったくビビった様子もなく、自己紹介からその後の簡単な雑談に至るまで
1度も身にまとうオーラが揺らがないというか・・・
まったく自信を無くすことがなかったというか・・・
非常に堂々としたものでした。

若いお嬢さんがおじさんに囲まれて、あれやこれやと質問攻めにあえば
多少はパニくるか、どう返答していいか分からずに一瞬、不安そうな表情なり気配をだすものですが
この子はそれがまったくなかった。

「プロフィールには書いてないけど、学生時代に生徒会長とかやってて、人前で話をすることになれてるのかな?」

そんな感想を持ちました。


そして数日が過ぎ。

今度はとあるTV番組の撮影でこの子に再会しました。
これまたマネージャーさんが見学につれてきたんですね。

Aちゃんは現場見学はこの日が初めてとのことで
「わ〜〜天井がすごく高〜い。ちゃんとした撮影ってスタッフさんすごくたくさんいるんですね。すごいな〜」
なんて感想を口にして、キョロキョロとスタジオ内を見回していました。


そしてマネージャーに連れられて、関係者に挨拶回りをしていくAちゃん。

私はしばらく時間が空いたので控え室に移動。

10分ほどして、マネージャーとAちゃんも控え室に。
マネージャーさんは資料を渡してくるからと、Aちゃんを楽屋に残して出ていきます。

楽屋にふたりっきり。
ずっと無言というのも空気が重いので、こちらから話しかけました。

先日、会議室で会ったけど、覚えてるかな?とかそんな会話から初めて。
かといってさほど会話のネタもなく。
ふいに思い出したのが先にかいた「堂々としてるな」の印象。

「学生の頃、生徒会長とかやってた?」

「いいえやっていません。どうしてそう思ったんですか?」

「前回、おっさん連中を前にしても堂々としてたからね、人前に立つことに慣れてるようにみえたから。」

「あぁ〜、たしかに緊張はしませんね〜w」

「それは得な性格だね〜w」


それは得な性格だね〜と同じテンションで返事をしたのですが。
なんか異和感がヒシヒシと湧き上がってきました。


特に人前にでた経験値もない小娘が、芸能界のおっさん連中を前にまったく動揺しない。
けど、本格的な撮影スタジオの内部には興奮してキョロキョロする。

なんだこのアンバランス。

そこで思い出すAちゃんの言動。

あれ?こいつ今たしかに「緊張(は)しませんね」といった。
緊張(は)しなかったということは、その時、違う感情は芽生えてたということだ。
なおかつこの返答をした時にAちゃんは少し笑った。軽く嘲笑ともとれる笑い方だ。

さらにAちゃんの言葉を思い出す。

「(ちゃんとした)撮影ってスタッフ(たくさん)いるんですね〜」

この感想がおかしい。

じゃあAちゃんは(ちゃんとしてなくて)(スタッフが少ない)撮影現場を知っている事になる。
なおかつ、その撮影現場は照明を釣り上げることもない普通の天井の場所で行われている。

おっさんを前に緊張も萎縮もしないことを指摘されて、軽く嘲笑の笑みを浮かべて。
ちゃんとしてない撮影現場を知ってるAちゃん。

違和感は危機感に変わった。


「Aちゃん、5分間だけでいいから真面目に話していい?」

「はい。なんですか?」

「芸能プロダクションってさ、甲子園を目指す名門高校に似てるんだよね。」
「その高校の野球部には甲子園目指して毎日頑張ってる部員がたくさんいるわけだ」

「はい、そうですね」

「でもね、恐ろしいことに、誰かひとりでも不祥事起こしてスキャンダルになれば」
「同じ高校の同じ野球部員ってだけで、何も悪くないマジメな部員まで出場停止とか重いペナルティうけるんだよね」

「・・・・・」

「芸能界もさ、あそこの事務所はスキャンダル起こした子がいた所だから信用できないって、仕事を回さなくなる事、よくあるんだよ。誰だって不祥事に巻き込まれたくないからね」

「・・・・何が言いたいんですか?」

「・・・うん、その返答で確信がもてたから言うけど、バレなきゃいいって考えているなら今のうちに辞めなさい。他のたくさんの人に迷惑をかける前に。いまのネット社会の情報量を舐めないほうがいい」

「なにが言いたいんですかって聞いてるんですけど?」
ここでAちゃんの身にまとう雰囲気がガラリと変わる。
すごい目つきで睨んでくる。

その豹変ぶりをみて子供だなぁと思いました。
どうせなら最後まで知らないフリをし続ければ良いものを・・・。

「・・・・Aちゃんさぁ、あんまり大人をなめないほうがいいよ?君の外見に勝手に想像膨らまして現実をみないバカな男ばかりじゃないから。君の過去をどうこう詮索するつもりも無いし。君から真実が聞きたいわけでもない。そもそも実害がない限りは君にそこまで興味もない」

我ながら優しいなと思ったのですが、Aちゃんが予想以上に子供だったので
(君の過去を詮索するつもりはない)というワードを混ぜました。
最後の(君にそこまで興味もない)は私の性格の悪いところですね。

「・・・なんでバレたんですか??」

この返答でもう絶対にデビューは辞退させようと強く思いました。
こんな簡単かつ、何一つ実証があるわけでもない会話でかんたんに白状しちゃうなんて
どうせこの先の芸能生活でボロをだすに決まっています。

「言動と立ち振る舞いの異和感だよ。・・・だから見る人が見れば俺以外でも気がつく人は多いだろうね」

まぁ実際にはそこまで多くないでしょうが。
Aちゃんは少し世の中舐めてるので軽く牽制しておくのも大人の役目かなと思ったしだい。

と、ここで予想外の事態が発生しました。


Aちゃんがポロポロ泣き出した(´Д` )

え〜〜〜〜なんで泣く??オマエさっきまで周囲の大人を舐めきってただろう???
私の外見をもってすれば世の中ちょろいわ!ぐらい思ってただろ!!
そんなふてぶてしい女がこの程度で泣くか???

はっ!!!

これは泣くことで、俺を悪者にするのが狙いか!!
さすがやるな!

となると、次の行動は控え室の外にいるスタッフに聞こえるように声をだして泣くか?
はたまたダッシュで飛び出して、スタッフに泣きついて俺に乱暴されそうになったとかわめき散らすか?

どっちだ????

やべぇwww
なにこの予想外の展開www
超楽しいwwwww



・・・・しかしAちゃんはただただ静かに泣くばかりで大声も上げなければ、控え室も飛び出しもしない・・・。


一気にテンションさがりました。私の。


え〜〜〜〜(´Д` )
なんで次のアクションおこさないのかなぁ〜〜〜
こうなるとただのメンドくさい女だな〜〜〜
優しい言葉でもかけてもらえるの期待してんのかな〜〜
この外見だから泣けば許されてきたんだろうな〜〜〜

そんな世の中舐めきったクソガキに知り合いの事務所の信用に傷つけられてたまるかってんだよ。


どんぐらい時間たったろうか・・・
たぶん泣き出してから数分だ。

その数分間、どんな言葉をかけようかと考えた。
「泣けば許してもらえると思った?」という直球や
「泣かないで・・・大丈夫だから・・・」から始まる(優しい大人のふりした変化球とか。

でも結局、無言でいることにした。

Aちゃんがどうこの局面を切り抜けるのか、放置プレイで楽しもうと思ったからだ。


でも結果としてはあんまり面白くならなかった。

流す涙が落ち着いたAちゃんはゴソゴソと鞄からハンカチを取り出して
涙をふくと、次に取り出した手鏡を覗き込みメイクを崩れをチェックしながら
まさに目線を鏡の中にむけたまま

「で、私にどうしろって言うんですか?」と言ってきた。


・・・メイク直しながら顔もみないで言っちゃったよ(´Д` )
もう、人間の品格バレバレじゃん!つか、もう隠すこと放棄してるよ(´Д` )


もっとここはだねぇ。

家が貧乏で仕方なく・・・とかさぁ、お涙頂戴エピソードで俺を丸め込もうとするとか!!
あるでしょうが!おもしろ展開が!!!


もうこなると予想外のおもしろい展開が起きようがないですよねぇ・・・
つまり後は、どう穏便にAちゃんのデビューを中止にするかってだけですよねぇ・・・。

つか、もう関係者に挨拶まわりしちゃってるんですよねぇ・・・・

この段階で事務所のイメージを損なわずにいかにデビューを無かったことにするか・・・

そこに頭を使わないといけません。
わ〜〜〜・・・めんどくせぇ・・・(´Д` )

しかしそこは大人なのでしかたない。


「Aちゃんさぁ、俺は真面目に頑張ってる子達に(不祥事おこした事務所の子)ってイメージ付けるのが嫌なだけで、別にアナタのことが嫌いなわけではないのよ、この部分はOK?」

「・・・はい」

「で、同時にさ、Aちゃんを売り出すために準備ガンバってる事務所スタッフさんの気持ちを考えると。やっぱり胸が痛いわけよ」

「はい」

「ということで、できるなら綺麗事で丸く収めたいのね。協力してくれる?」

「・・・私はなにをすればいいですか?」

「とりあえずさ、涙でくずれたメイク直さなくていいから。いまタクシー呼んであげるからそれで帰宅して。」

「え?」

「で、こっから大事な設定だから覚えてね。いまAちゃんの携帯に親友が亡くなったって電話が入りました。その一部始終を偶然居合わせた私が見ていたので、タクシー呼んで急いで帰らせたってことでマネージャーには説明しておく。」
「あとは友人の死がショックでとても今は芸能活動する気持ちにはなれません!の一点張りで事務所からの要請はすべて断って逃げ切れ。いいな?」

「・・・で、でも・・・」

「でも、じゃねぇよ。キレイに丸く収めたいんだろ?他になにかアイデアあるなら聞くけど??」
「俺とオマエが嘘つきになれば、誰も傷つかないで、しょうがないって納得できるだろうが」
「この期に及んで善人ぶるな。」

ここでAちゃん完落ち。


あとはこの設定通りの行動で丸く収めました。


最後はなんかぱっとしないオチでしたけど。
まぁリアルなんてそんなもんです。


しかし・・・現代っ子って怖いねぇ(´Д` )

たまたま偶然、Aちゃんの言動を聞けたから気がついたけど。
会話がなかったら気がつきませんでしたからね。

なおさらアイドル仕事には警戒感というか、かなりの心構えをもって取り組むようになりました。

つかさ、今時、携帯で写真も動画も撮れるわけじゃん。
女の子の方から写メ送ってくることなんて良くあるわけですよ。

なおさらアイドルとかマネジメントしてる事務所さんってすごいよね。
よくまぁそんな計算できないリスクを取って、予算つぎ込んで売り出すよね。
俺はそんな計算できないリスクを抱えてビジネスはしたくないですねぇ。
posted by サムライX at 13:07| Comment(4) | アイドル裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
二回記事を読みました。
あと、アマゾンの広告下にあるぞ。

Aちゃん馬鹿だね。「私は傷ついても、デビューしたいんです」といって自称プロデューサーを困らせろよ。

あとさ、もう高校野球のネタはやめて、高校サッカーにしなさい。なぜなら、野球というスポーツは、Aちゃん異常に腐っているんだ。

なんだろブログコメント非公開になりそうだけど。実は、おいらもアイドルデビューをお蔵入りした身分なんだ。
理由は、母子家庭で姉が勝手に芸能プロダクションに履歴書送って放置したんだ。で、本人は事務所でデビュー準備を知らずのまま。
ようするに姉が、芸能界を舐めていたんだね。
おいらは、中学時代野球部で、本当に腐ったスポーツの現場を見せられたよ。
ちなみに、今のプロ野球は視聴率壊滅状態なんだ。
それなのに、野球批判を許さない環境で笑った。

まじでブログオーナーとは、リアルで酒を飲んでいたかブログで知り合ったかの関係だと思ったね。
Posted by アニメオタク at 2013年10月27日 02:06
サムライX様

うん、サムライXさんはやっぱり親切ですね。「気付いたけど、放っておく」という選択肢だって当然あるのに。そうはしなかった。

以前、あるアイドルの発した一言の中の、助詞の使い方を聞き逃さず、年上の彼氏の存在を当てちゃったエントリーがありましたが、相変わらず恐ろしいセンサーをお持ちですね。

それにしても、とんでもないな、Aちゃん。
「バレなきゃいい」って幼稚さと同時に、おそらく「バレたらバレたで、その時はその時」と高をくくってたであろう図太さ。

不思議なのは、Aちゃんの事務所のスタッフだってプロなはず。彼女みたいな軽く病んでる子を、私たち一般人より視ているはずなのに、Aちゃんの「素性」はチェックしなかったのか? なぜAちゃんは「潜り込めた」のか? どうやって「潜り込んだ」のか? Aちゃんを「潜り込ませた」人が居たのか?
デビュー寸前まで来てたってことは、サムライXさんのような人はひとりも居なかったということで、事務所自体に問題があるのか?

今回も読み応えのあるエントリー、ありがとうございました。
Posted by ココ at 2013年10月27日 02:25
>アニメオタク

具体例を説明くださいな
Posted by ゆいぼ at 2013年10月27日 16:53
社会経験があれば気付く違和感ですが、ここまで即座に状況読み取れるとは、流石と脱帽します。
Posted by 松月夜見 at 2013年10月30日 06:15
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