2013年12月19日

「にょへる」という新しい日本語の誕生に立ち会った話。


顧問先の芸能事務所はビルの3階にある。

1階のエレベーター前に4〜5人並んでいたので階段であがる事を選んだ。

そして3階へつくと。

3階のエレベーターホール前で、ひとりの若い女の子が「珍妙な」動きをしていた。

例えるなら・・・

アフリカの奥地の民族が大地の精霊を降臨させるために捧げる踊り。とでも言おうか。

日本やアメリカのカルチャーから発信されたダンスの動きではない。

それもう「変」というレベルではなく「珍妙」な動きだ。

「何やってるの???^^;」

10秒ほど眺めててもその子は私に気がつく素振りがないので声をかけた。

次の瞬間である。

「にょへっ!!!」



アニメキャラなどで変な単語を口にするキャラは多い。

が、心からの驚きの表現で発せられたこの言葉は重みがちがう。

珍妙な動きを人様に見られたショックと恥ずかしさから溢れ出た心の叫び。

それが「にょへ!」なんだろう。

実におもしろい。
しかも、よくみたら訪問先の事務所のタレントさんだった。

おそらく私の推測では「なんでそこにいるんですか?と「変なとこ見られた!」が
混ざり合い、とっさの事で舌が回らなかった結果が「にょへ」なんじゃないだろうか?

赤面して珍妙なポーズのまま硬直するその子に声をかけた。


「・・・・にょへってるの?w」

この言葉でその子はブハっと吹き出ししつつ硬直がとけた。

違うんです違うんですと、必死に無駄ないいわけをするこの子に。

「ほほう・・いまのが伝説の(にょへダンス)ですか。いやイイモノを見せてもらったw」

「○○ちゃんが、にょへ使いだとは知らなかったよw」

「まさかね〜〜、現代の日本で伝説のにょへ使いにお目にかかれるとはおもわなかったなぁwww」

私のサドっ気にスイッチが入った。

羞恥心に追い討ちをかけるセリフの合間合間にも必死に言い訳を挟んでくるが
無視して事務所の扉をあける。

「お疲れ様で〜す。あ、マネージャーさ〜〜ん、いま○○ちゃんがエレベーターホールで珍妙な動きをしてましたよ〜〜!!」

直後に「いぃや〜〜〜〜〜!」って悲鳴に近い声が後ろから響いてきて心地よかったです。

以後、私のなかでは変な動きの事を「にょへる」と表現することにした。

みんなも使っていいからね!!
あとみんなもにょへってる時は周囲に気を配ろうね!
おじさんとの約束だよ!




posted by サムライX at 11:27| Comment(1) | アイドル裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はラノベ作家を目指してますが、サムライXさんの文才には嫉妬を覚えます。難しい話もさらりと読ませるし、軽い文章も面白いし。頭いい人はなんでもできるのですね。ダウンロード販売頑張ってみます。
Posted by かいぜる at 2013年12月19日 13:29
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。