2017年08月22日

初対面のビジネスパーソンとどう接するのか?私の考え。


社会人になると。
ミュージシャンや劇団員、声優などである程度活動をしていると。

いろいろと初対面の人と話す場面が出てくるだろう。

そしてそれが目上の人間だった場合、いまの若い子はこのシチュが随分と苦手なようだ。

まぁ、22歳あたりまではそれでもいいかもしれない。
でもそれ以上になったら、ちゃんとした言動や会話の組み立て方ができるようになるべきだと思う。


私の経験でいえば、10代で音楽業界に入ったので基本的に目上の人ばかりの中で仕事をしてきた。
40歳を過ぎた今でもやっぱり目上の人と仕事してる。

よく記事にかく広告代理店の部長クラスは50歳代だし。

私のことを「若い世代とデジタルと世界に強い手札」と思っている今の芸能界を作り上げた大物たちは60過ぎ、70過ぎの人もいる。

彼ら10歳以上も年上、自分より経験値が多い人間と初対面で話をする時に考えるのは
「甘く見られないようにしよう」なわけだが、いまの若い人もそうだろうか?
まぁ「気に入られよう」でも「敵に回られないようにしよう」でもいいんだけど。

ようは「この出会いで損することがないようにしよう」だな。

そうすると1番しないといけないのは「自分の商品価値を相手にきちんと理解してもらう」ことだろう。

ここでよく間違っている人を見るのだが、その人たちは「自分を大きく見せよう」とする。
相手が実力者だからといって、自分の実力を大きく見せる必要はない。
相手が金持ちだからといって、自分も金持ちのフリをする必要はない。ということだ。

基本的に若者が出会う目上の人間というのは上司だったり、先輩だったりで同業者だろう?
自分よりも経験値のある人間に虚勢を張ったところで、それは見透かされるのがオチだ。

大切なのは「自分の商品価値を相手にきちんと理解してもらう」こと。これに尽きる。

若いのだから能力が低くて当たり前だ。
とうぜん上司も先輩も若い頃の自分がそうだったのだから、そのことを知っている。

だから。

虚勢を張る若者には冷たい。

べつに能力が高くないのに、上司や先輩に可愛がられる人っているだろう?
彼らが愛されるのは虚勢を張ってないからだ。

虚勢を張らない理由が、バカだからなのか素直だからなのか天然だからなのかはケースバイケースなので
そこはどうでもいい。

少なくとも彼らは虚勢を張らないので、できないならできないなりのレベルで
「自分の商品価値を相手にきちんと理解してもらう」ことができている。

ちょっと頭のいい若者は、失敗を恐れるからこのノーガード戦法とも言えるスタイルで人と接するのが苦手だ。「できない自分」が露呈するのを嫌がる。

だが私を含めて大人というものは「できもしないのにできると思ってるバカ」が嫌い。
できると言い張って仕事でミスされて、それを尻拭いする方がはるかにめんどくさいからだ。

だけど「できないことを、できないという若者」は嫌いじゃない。
若いのだからできない事があって当たり前だから。
事前に言ってくれた方が、指示出しも指導もしやすいのでミスを防げて楽でいい。


とまあ、ここまで書いてきていよいよ本題だ。

そうは言っても実際には「どうしていいかわからない」というものだろう?

そこで相手が「なにをしてお金を稼いでいるか?」を考えてみよう。

その相手の稼ぎにおいて、アナタがなにかプラスの効果を与えられる要素はないだろうか?

同業者や上司の場合は簡単だね。
仕事を楽に回せる上で、自分になにができるかを伝えればいい。

体力に自信はないけどパソコンは得意ですとか。

できることだけを主張するのではなく、できない事も明確にしておくこと。

これだけでいい。

虚勢を張る必要も、ご機嫌取りも、お世辞も、別にいらない。
それらはすべて「稼ぎにつながらない」から、「稼ぎにつながる」ことの前ではほぼ説得力がない。

バブルの時代はお金が回ってたから、その方法で出世する人間もいたけども。
いまの時代ではやはり「稼ぎにつながる」人間のほうがいい。


私の場合で言えば
・頭脳労働は得意ですが、肉体労働は苦手です。
・アキバ系、V系、音楽、映像、ITは得意ですが、それ以外は凡庸です。
・時代の波を読み、次の潮流を先どるのは得意ですが、既存のビジネスを回すだけのルーティンワークは飽きっぽいので苦手です。
・得意分野であれば一人でほとんどのことができますが、まともな会社での勤務経験がないので横の人脈はありません。

とまぁこんな感じ。

苦手なことを総合すると
肉体労働ができず、決められた仕事をこなすのが苦手で、まともな勤務経験がないというダメ人間だ。

でもだよ?

俺ができないことが得意な人なんてたくさんいるわけじゃん?

ならそれらの仕事は得意な人に任せる方がいいわけで。

最初に「俺にはそれができません!」ってはっきり明言するので
相手も「この人はこういう人だ」と認識するから、苦手な仕事なんてふってこない。

結果、私は相手の期待を裏切ることもないし、迷惑をかけることもない。

ゆえに「頼まれたこと」に関しては、一生懸命がんばってきたことで信頼を積み重ねてきた。

ただ間違ってもこの図式は私が「特別」だからなりたつわけではない。

誰だってこうなる。
虚勢を張らなければいいだけのことだ。

社会人になれば、嫌なこと、不得意なことでも自分がやらないといけない場面の連続だろう?

それは俺も同じだった。
ただそれは20代前半までのことだ。

自分という人間を過信せず、なにができて何ができないのか?
何が得意で、何が不得意なのか?
それを冷静に分析していけば、20代半ばには「自分らしい」仕事なり、やり方が見えてくるということだ。

虚勢を張って、自分の苦手なことを隠したり目を背けたりするから。
いつまでも成長できずに、同じ所をぐるぐる回り続けて、年齢だけ重ねることになる。

ゲームも人生も一緒だ。

自分のキャラが物理攻撃得意なのに魔法じゃないと倒せない敵で経験値稼ぎはしないだろう?

自分が魔法使いキャラなのに、魔法耐性が強い敵とばかり戦うやつはいないだろう?

ゲームだとその判断ができるのに。

自分の人生でそれができないというのは、冷静に自分のキャラを分析できてないということだ。

人生もゲームと一緒。

だから自分のキャラにあった戦い方を見つけた人が経験値もゴールドも稼ぐのが早いし上手いのだ。

実力に見合わない自尊心など捨ててしまってかまわない。
それはアナタを幸せにしないし、経験値もゴールドも運んでこない。


そんなわけでだ。

初対面の人とうまく人間関係を築くコツは、虚勢を張らずに自分の弱さと強さを素直に伝えることなんだ。

自分がどんなキャラなのかはっきりしておいたほうが。
ほかの冒険者にも声かけられやすくなるしね。

戦士なのか魔法使いなのかわからないキャラをだ
わざわざ冒険に誘うなんて宗教家か詐欺師ぐらいのもんだ。

posted by サムライX at 23:47| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちの社長は自分の会社が何が得意なのかも精査せず、
やったこともない仕事引き受けて、取引先から無駄な機材仕入れたりしてますね。
幹部も馬鹿だから、社長に意見の一つも言えない体たらく。
挙句に詐欺師まがいのコンサルタントに何千万もつぎ込む有様。オイラが論理的にコンサルタントの間違いを指摘しても聞く耳持たず。

最後の文で、うちの会社だわ、と笑いました。
早く辞めようっとw
Posted by とおりすがり at 2017年08月27日 18:27
とおりすがりさん

なるほど。なかなかダメ社長みたいだね。
でも、機材購入したり、コンサルに何千万もつぎこむだけの資本力がある会社なんだ。

辞めるのもったいなくね?

いろんな機材を知る機会=経験値を会社のお金で詰めるわけでしょう?
ダメな事例を目の前で学べて、給料ももらえるわけでしょう?

とおりすがりさんがまだ35歳以下なら、なかなか良い経験値稼ぎの場所だと思うけどな。

35歳以上なら、目にしてきたダメなパターンを自分では回避できるってことで転職や独立もいいかもしれないね。
Posted by サムライX at 2017年09月05日 07:22
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。