2017年09月16日

音楽のメジャーデビューとプロ漫画家としてのデビューの図式は似ているよ。


メジャーデビューに頼るなと書いておきながら。

肝心のメジャーデビューというものがどういう事かちゃんと書いてなかったので説明しようと思う。

一般的にはメジャーデビューとは「有名なレコード会社からCDを出して全国流通&DL配信される」ぐらいの認識なんじゃなかろうか。

一般人がこう認識しているのは、それで構わない。
でも音楽でプロになりたいと思っている人が、この程度の認識しかないなら
悪いことは言わないから、いますぐ音楽をやめたほうがいい。
プロになんて絶対になれないだろう。

プロ野球選手を目指す人間が「バットでボールを打って点をとれば勝ち」・・・その程度の認識でいるようなものだ。


さて本題。

少年ジャンプで連載されてた「バクマン」で描かれた漫画家と編集者の関係性。
これはそのままアーティストとメジャーレコード会社の図式に当てはまる。

編集者はディレクターであり
編集長はプロデューサーだ。


編集部に漫画を持ち込むのと、レコード会社にデモテープを送るのは同じことだ。

当然、そのデモテープはいきなりプロデューサーの耳には入らない。
まずは編集者・・・ディレクターの耳に入る。


そして定期的に開催される新人会議で、それぞれのディレクターが気になった新人の作品を持ち寄り。
社内で意見交換を交わす。

そうして会議に参加したディレクターのうち誰かひとりでも「私が担当したい」と手をあげれば・・・
晴れてデビューに向けて「担当者がついたデビュー予備軍」状態になる。

その後はバクマンで描かれているとおり、ディレクターとの意見交換を踏まえながら音楽制作をする。
さらには同じようにほかのディレクターが抱えているデビュー予備軍との競争もある。

そうした厳しい競争に勝ち抜いたとしても、いざ発売となれば人気と売り上げが全ての
さらに厳しい競争が待っている。
ジャンプが見込みのない新連載をバンバン切り捨てるように、レコード会社も同じことをする。

打ち切りになったアーティストの生活の保証は一切ない。

アナタはこの競争に勝ち抜く覚悟はあるだろうか?

もし「良い曲をつくればデビューできる」とか「ファンが増えたらデビュ−できる」と
戦略もなく漠然と考えているなら。

いますぐ違う生き方を選ぶことをお勧めする。

週刊でサイクルするマンガ誌とちがって、音楽業界のサイクルは長い。半年から〜3年ほどで動く。
それだけにあまり目立たないが・・・夢破れる挑戦者の数は同じぐらいいるんだ。


さて独自のダウンロード販売について。

これは漫画家志望者やプロ漫画家が出している同人誌に近い。
製作から販売までを自分でやるので「売れさえすれば」利益率はとても高い。

しかもコミケが無い分、わざわざ印刷代をかけることもない。
ダウンロード販売なら元データをつくるだけで、印刷代も在庫リスクもゼロだ。

だから言っている。

メジャーに依存するのは辞めろ。

自分の未来は自分の行動で切り開け。


がんばれよ。



posted by サムライX at 14:45| Comment(0) | 音楽業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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